106万の壁がなくなる!扶養内ママへの影響を分かりやすく解説

しるお金

✅ 結論

「週19時間以内で働いているママ」→ 影響なし。今まで通りでOK 「週20時間以上働いているママ」→ 2026年10月から社会保険に加入義務が生じる可能性あり

“106万円の壁”はなくなるけれど、“週20時間の壁”が新たに登場します。 年収より「週の労働時間」が新しい判断基準になります。


そもそも「106万円の壁」って何だったの?

これまで、パートで働くママが社会保険(健康保険・厚生年金)に加入しなければならない条件の一つが、「月収8万8,000円(年収換算で約106万円)以上」というものでした。

この金額を超えると手取りが減るため、多くのパートママが意図的に働く時間を抑えていました。いわゆる「働き控え」です。


いつ、何が変わるの?

2025年6月に年金制度改正法が成立し、2026年10月から「106万の壁」が撤廃されることが正式に決定しました。

具体的に変わるのはこちら↓

時期変更内容
2026年10月賃金要件(月8.8万円=年106万円)が撤廃
2027年10月企業規模要件(従業員51人以上)も段階的に撤廃

「週20時間の壁」って何?

撤廃後に注目すべきは「週20時間の壁」です。

撤廃後の社会保険加入の基準はシンプルになります。

週20時間以上働く = 社会保険に加入(年収は問わない)

手取りを減らしたくない方は週20時間未満に勤務時間を調整すれば、扶養内を維持できます。

もっと稼ぎたい方は年収125万円以上を目指せば、社会保険料を払っても手取りは減りません。


扶養ママの「働き方パターン別」影響まとめ

パターン①:週19時間以内で働いているママ

影響ほぼなし。 社会保険の加入義務は発生しません。これまで通り扶養内で働けます。

パターン②:週20時間以上・年収106万円以下で調整していたママ

要注意! これまでは年収を抑えることで回避できていましたが、2026年10月以降は年収に関わらず社会保険加入の対象になります。

週19時間以内に減らす」か「思い切って稼ぐ」かの選択が必要です。

パターン③:週20時間以上・年収125万円以上を目指して働きたいママ

むしろチャンス! 社会保険に入ることで将来の年金が増え、医療保険の保障も手厚くなります。


130万円の壁はどうなるの?

130万円の壁はなくなりません。

「週20時間未満かつ年収130万円未満」が、扶養に留まるための条件となります。

ただし、2026年4月1日以降は、130万円を超えるかどうかの判断が「労働契約書(労働条件通知書など)に記載された内容」に基づく判断へと大きく転換します。

繁忙期などで一時的に収入が増えても、契約上の年収が130万円未満であれば扶養から外れない場合があります。

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社会保険に入ると手取りはどう変わる?

社会保険に加入すると、健康保険料と厚生年金保険料が給与から引かれます。

年収106万円前後の場合、月々およそ1.5万〜1.6万円の負担増になるイメージです。

「引かれる分がもったいない」と感じるかもしれませんが、実は新制度では**「3年間の特例措置」**が設けられています。

新たに加入対象となる人に対して、事業主が手当を出すことで社会保険料の負担を実質的に軽減できる仕組みです。

さらに、目先の手取りだけでなく、将来のメリットも増えます:

  • 将来もらえる年金が増える
  • 病気やケガで休んだ時の「傷病手当金」が出るようになる

ただ手取りが減るだけ」ではないので、この3年間の猶予期間をうまく使って、これからの働き方を考えていきたいですね。

まとめ:2026年10月以降、ママが意識すべきポイント

  • 「年収106万円」はもう気にしなくてOK
  • 新しい基準は「週20時間」
  • ✅ 扶養を維持したいなら → 週19時間以内に調整
  • ✅ しっかり稼ぎたいなら → 年収125万円以上を目標に
  • 130万円の壁は引き続き存在する(ただし判定ルールが変わる)

制度の変わり目は不安になりがちですが、ポイントさえ押さえれば自分に合った働き方を選べます。まずは自分の「週の労働時間」を確認してみましょう!


※本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。制度の詳細は厚生労働省の公式発表や、社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

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